




1930s Art Deco Style Circus Elephant and Onyx Ashtray
DESCRIPTION
重厚な天然オニキスを削り出したベースに、ブロンズ鋳造によるサーカス象の立像を組み合わせた装飾灰皿。
象の造形に写実性を過度に求めず、量感とシルエットを重視した簡潔な立体構成を特徴としており、1920年代後半〜1940年代にかけてのアールデコ装飾美術に典型的な表現が見られます。
細部装飾を抑え、面と塊で構成された造形は、後年のミッドセンチュリー期以降の有機的・抽象的表現とは性格を異にします。
また、天然オニキスとブロンズ鋳造を組み合わせた素材構成は、1930年代を中心としたアメリカ製デスクアクセサリーや喫煙具に多く見られる特徴であり、重量感と視覚的安定性を重視した当時の嗜好を反映しています。
装飾性を主眼とした灰皿という用途設定も、1930年代の書斎文化・喫煙文化と整合的です。象の体躯は量塊として整理され、過度な写真的表現を避けたスタイライズが施されており、同時代のアールデコ・オブジェやデスクアクセサリーに共通する造形思想が読み取れます。
ベースに用いられたオニキスは、重量と視覚的安定感を与える素材選択であり、金属との対比によって当時好まれた「素材コントラスト」を明確に示しています。
パイプやタバコを置く灰皿として設計されたと考えられますが、その機能性は前景に出過ぎず、装飾物としての存在感が主眼に置かれています。
同種の作品は、書斎や応接空間の卓上装飾、あるいは紳士用喫煙具の一部として流通していた例が確認されており、本品もその系譜に位置づけられる一作です。
サーカス象というモチーフは、当時のアメリカにおける娯楽文化や異国趣味とも親和性が高く、アールデコ期特有のモダン性と大衆文化の接点を象徴する題材といえます。
アールデコ装飾美術の実用オブジェを収集・研究されている方にとって、時代性・素材・造形の三点が明確に揃った、興味深いコレクタブルです。
MATERIAL
Onyx × Bronze
SIZE
H 15.5cm × W 10cm × D 13cm
COUNTRY
Made in U.S.A.
PERIOD
1930–40’s
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